ジューダスside



「僕は大切なものを守るために生命という代価を支払って・・・・・
守りきれずに仲間まで裏切るなんて」

何て自分は馬鹿なんだと自嘲せずにはいられない。

『坊ちゃん』
ソーディアン・シャルティエはこのあと自分の主人が
何処へ行きどうなるのかという事が気が気でならない。

「哀れな人間よ・・・・私が今一度生命与えよう・・・・」
謎の声の主はエルレインと名乗った。
彼女はそう言って彼に歩み寄ったが、
「ふざけるな。死んだ人間を甦らせるなど・・・・ただの冒涜でしかない」

「ふっ・・・・生命があればお前の望んだ地位も富みも・・・
愛するものでさえも手に入るのだぞ?それをお前は拒むのか?」
「偽りの愛なんぞ僕は望んでない」
『生き返らせて下さい』
少年を生き返らせろと懇願したのはシャルティエだった。
「よかろう」
少年とシャルティエは眩いばかりの光に包まれて行った。
「くそっ」
少年は悪態をついている。生き返ったことを忌々しく思っているようだ。
『坊ちゃん。折角生き返ったんですから生きていた頃に出来なかったことをしましょうよ』
「出来なかったこと・・・・・」
少年は自問自答を繰り返ししばらくの間時が流れ、
そして、何かを決意したようだ。
拳を作り固く握り締めながらヒューゴ邸の地下牢に一人たたずんで。

『坊ちゃん、誰か来たみたいですよ』
「わかっている」
少年は地下牢で寝床のようなところに身を隠した。
そして、中に入れられたのは少年と青年だった。
青年は銀髪の背が高い少年は金髪の黒衣の少年には懐かしい感覚を与える少年だった。
「あいつ・・・スタンに・・・いや、気のせいだろう」
金髪の少年が目を覚ました。
「うう・・・ここ何処だろう?」
やがて、銀髪の青年も目を覚ました。
「っ!カイル大丈夫か?」
「うん。それより、ここ何処だろう」
「牢屋だろ」
「ちくしょーここから出せー」
「無理だろうが・・・・」
「くそぉ・・・俺の英雄になる夢が・・・」
「その前にまずルーティさんを説得しなくちゃな」
「そうさ。そして、俺も父さんみたいな立派な英雄に・・・」

「ふっ・・・・・ふははははは」

「誰だ!!」
「英雄になるなどと、笑わせてくれるな。
英雄とは他人から評価され、初めて貰える称号だ。
努力すればなれるものでも、ましてや、なりたくてなれるものでもない」
「ずいぶんと分かった様な口を利くんだな」
「まあまあ・・・・・ところで名前は?」
「名前なんぞ僕には必要ない。好きにしろ」
「じゃあ・・・・ん〜・・・ジューダス」
「ジューダス・・・・・」
「よし。ジューダスに決定!!ねえ、ジューダス、一緒に旅しようよ?
俺、英雄になるにはどうしたら良いか知らないし。」
「そういうものも、全て自分で考えるものだ」
『坊ちゃん・・・ここから出るぐらいは手伝ってあげたら?』
「ここから出るくらいなら・・・・協力してやる」
「じゃあ、行こう!!俺はカイル。こっちはロニ」
「不本意だがしかたあるまい」
「何か言ったか?ジューダスさんよ」
「ふん」

一方シャルティエは面白くなりそうだと喜んでいた。
そして、ジューダスはこの少年が英雄スタン・エルロンの息子であろう事には気付いていた。
そして、カイルのために今ある生命を尽くして行こうと思った。

終わり。





あとがき

なんか少年と青年で済ましていたりとすいません。
そして、台詞も私の性格が現れてたり。
次はなに書こうか迷ってます。
管理人さんのご要望で書いていこうかなと考え
ておりますので、書いたらよろしくお願いします。

副管理人 金の亡者






管理人から(いらない)一言。(それもちょっと辛口?)

・まずはじめに。
UPするの遅れました。ゴメンなさいw
結構前に貰っていたのだけど、、、ずっと忘れてたw(コラ
…で、感想。
やっぱり、ジュダは良いw(満腹
これ以上まとめようがない…(ぉぃ
シャルが無性に可愛かったw
あと、感想以外のこと。
分かりにくいと思ったんで、
シャルのセリフだけはカッコを『』
に、しちゃいました♪他にも数箇所打ち間違いが
あったので、勝手に訂正しましたwご了承ください。

では、次回作にまたまた期待しちゃいます♪

By.仁科慧瀬

++11月22日++

−シンクノスイショウ.....−
戻るときはブラウザで…(すいません。




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